○○海苔店 様 (海苔加工販売)

■机上業務の削減に向けて
 海苔加工販売を行う同社は、得意先への訪販を主な営業形態とし、営業担当者の車両に、在庫を常備し、得意先訪問時、手書きで起伝、即納品するスタイルだった。
 海苔と一口に言っても用途や入数別になかりの種類を車載しているので、毎日帰社時、補充するにあたって、過不足分の把握に苦慮していた。
 また、本部では、車載在庫数の把握が困難で、担当者に一任するしかなく、計数違い、不正の防止に、正確な担当者別在庫を把握する必要があった。
■営業担当者別車載在庫の一元管理を実現
 事務コンの導入によって、営業担当者の車載在庫の一元管理が実現できたため、過不足数は随時把握出来るようになり、帰社時の蔵出し時間短縮に成功。併せて、在庫金額の把握も可能となった。
 本システムでは、売上請求管理、仕入買掛管理とも連動しているため、得意先別、仕入先別、商品別、担当者別に集計、意思決定に活かされている。

 また、付帯業務として、MS-Word・MS-Excelを使用し、贈答品用の熨斗(のし)をカラーインクジェットプリンタへ印字しているが、機器の性能を生かし、事務コン画面を起動したまま作業している。
□機器構成
事務コンStepLAN XP(東芝EQUIUM5090) × 1
Oki Data MICROLINE 8480SU-R × 1
EPSON PM-360C × 1
○企業情報
設立:昭和52年8月
資本金:10百万円
従業員数:社員8名、パート・アルバイト8名
売上高:390百万円
事業内容:乾物(海苔)加工卸売、小売


2015年10月02日